□ホスピタル・パニック
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看護師として、新たな一歩をスタートする今日

天気は晴天
自分の心のようだとウキウキしながら新しい勤務先の産婦人科へと向う


昔から憧れだった看護師に成りたくて猛勉強を重ねた末
晴れて看護師になれたのだが
ある事件が切っ掛けで異性が苦手になってしまい、
比較的異性の少ない産婦人科に希望を出して今日が初出勤日


「おはようございます!
本日からこちらにお世話になります、ラクス・クラインです!
宜しくお願いいたします」

ペコリ、と頭を下げれば先輩から笑顔で迎えられる

「ミリアリア・ハウよ、短い期間だけど宜しくね?」

個人経営の小さな産婦人科
先輩であるミリアリアが寿退職する事が決まり
代わりとして産婦人科に希望を出していたラクスが呼ばれたのだ

まだ先生は出勤時間じゃないから、と今のうちに引き継ぎ等を済ませる

細かい事等も教えてもらい、今日から2、3日はミリアリアの仕事を側で教わりながら見学
その後、簡単なモノから一人でこなす、という流れを説明されメモを取りながら必死に覚える

すると、奥で扉が開く音がして顔を上げると先生が来たと言われ挨拶に向う



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