□蜘蛛の巣の蝶
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暫くラクスの体を愛撫してから自身が宛がわれ挿入の瞬間にキラの携帯が鳴り響く

「っ!?ふぇ?」

「ん……あ、バルトフェルドさんだ」

仕事用の携帯の画面を確認するキラに助かった、と小さく息を吐くと
事もあろうにそのまま腰を動かして挿入し更に通話ボタンを押して会話までし始めたのだ

驚愕に目を見開き慌てて傍にあったクッションで口を押さえ声が出ないように必死に耐える

仕事の話だから仕方ないとはいえ、何故通話しながら動くんだと涙目で睨み付ければニンマリした笑みで更に激しく動かれきつく唇を噛み締める

ようやく電話を切ると携帯を置きラクスを強く抱き締める



「さっきの電話でバルトフェルドさんに、嫁を苛めすぎるなって怒られちゃったよ」

「当たり前です!バルトフェルドさんにエッチな事してたのバレてるじゃないですか!
全く…まさかお店でエッチするなんて思いませんでしたわ…」

行為の後、ドレスは皺だらけだし腰が痛んで録に歩けないしでラクスは私服に着替えキラにおぶわれて帰宅した

ぷくぅ、と頬を膨らませて拗ねるラクスを膝の間に座らせテレビを眺めるキラ

「さあて、明日から一ヶ月間、命令するの楽しみだなぁ」

「そんなの、今日のでチャラです!」

「それじゃラクスが約束破った事になるからお仕置きするけど?」

「あぅ!?っ〜〜〜!
キラさんの意地悪!ドエス!苛めっ子!」

「あっはは!どれも褒め言葉だね」

楽しそうに笑うキラの腕の中で両手をばたつかせながら、ラクスは頼まれてももうお店には出ないと固く心に誓うのだった


end
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