□ホスピタル・パニック2
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『いやあぁ!?いた、痛い…抜いて、抜いてくださ…』

『っは…ラクス、処女だったんだ?
はは、抜いてって言うわりには僕の締め付けてるね?』

『ひ、ぐ…やぁ!動かない、で…』

『抜けって言ったり動くなって言ったり、わがままだなぁラクスは』

ガタガタと二人が動く度に机が激しい音を立てる

少ししてキラの欲を胎内に吐き出され、解放して貰えると安堵したのもつかの間

『まだ、全然満足してないよ?
解放して欲しいならちゃんと奉仕してよね』

『は、は…も…許して、くださ…んっ!んん、ぅ…』

無理矢理唇を塞がれて、力の入らないラクスは抵抗も出来ずされるがままになる

「や…やめて!もう、止めて、ください…」

鮮明に思い出して青ざめるラクスを冷ややかに見つめる

「ふん…まぁ、いいわ
来週また個々に来て
その時までにヤマトさんと別れてなきゃ…この映像ネットに流して、他の男で同じの撮影してあげる」

「っ!?」

それだけを告げると唖然とするラクスを残して部屋を出ていく

残されたラクスは呆然としながらも少しして自分も部屋を出て、会計を済ませ覚束無い足取りで帰宅する

(キラに別れを切り出さなくては…
でも、どうすれば?)

そんな事ばかりを考えてフラフラと家に入り体調が優れないからと告げ自室へと真っ直ぐに向かう

よほど顔色が悪かったのだろう。心配までされてしまった

(きっと、キラは離婚を許可しませんし…
かといって、他の男に犯されたらきっと私を許さない…それに、相手を殺しかねません…)

独占欲の塊なキラの事
どっちにしてもラクスはキラに手酷く犯されるだろうと想像が着く

鞄から先ほどの封筒を取り出してそっと写真を確認する

キラは背を向けているが、自分の顔ははっきりと写っている

(きっと彼女はキラの顔を隠すかもしれませんが私の顔はそのまま流すでしょうし…)


どうしよう、と悩んで時間は過ぎ
いよいよ明日にはまた会いに行かなければならない…

キラにそこまで心を開いていないラクスは誰にも相談する事が出来ないまま
しかし離婚届だけは入手して自分の欄は記入して持ってはいた


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