□あなたの声に恋してる〜オマケ〜
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ラクスを美味しくいただいた翌日、約束通りラクスの行きたがっていた場所へ…

「ラクス、体大丈夫?」

「は、はい、大丈夫ですわ…」

問いに昨夜の行為を思い出したのか頬を赤らめるラクスをホテルへ連れ込みたい気持ちを我慢しつつ、車を走らせる

ラクスのナビの通りに進み、駐車場に停めてエスコートしつつ、嫌な予感に苛まれる

(オーブ会館…この間音声コメントを収録したイベントって確か、会場オーブ会館って言ってたような…)

気のせいだ、と思いながらもオーブ会館の前には見慣れたアニメのイラストが描かれた看板が設置されている

「キラ様、はい!キラ様の分のチケット」

「え?わ、ごめん!お金払うよ!!」

今回のイベントは全席指定の為チケットが必要なのだがラクスが用意していたらしく慌てて財布を出す

「まぁ、構いませんわ
私のわがままで付き合ってもらってるんですから気にしないでくださいな?」

「いや、でも…」

ニッコリと微笑むラクスだが、彼女にしかも年下の学生に払わせた、というのは
男としても社会人としても納得のいくものではない

「えと、じゃあさ、グッズ、好きなのなんでも買ってあげるよ」

「まぁ!本当ですか?嬉しいですわ!!」

キラキラと目を輝かせるラクスに苦笑しつつ会場へと入る

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