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□CHANGE
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「うわぁ!ラクス様可愛らしいですね!」
「まぁ!ルナマリアさんの方が可愛らしいですわ」
それぞれの衣装を交換するときゃっきゃとはしゃぐ
戦艦の指揮をしていても、軍人でも、二人はやはり女の子
普段と違う服につい手を取り合ってはしゃいでしまう
プシュー…
「ラクス、シンくんがルナマリアさん知らないかって…」
「お休み中にすんませ…」
突然扉が開き驚いて視線を向ければ、言葉の途中で呆けた表情のまま固まるキラとシンがいた
「え…なんで?ロック…」
「キラと同室なので…キラは番号知ってますの…」
ルナマリアの疑問にラクスが答えはしたものの、手を繋いだまま、二人も固まってしまう
「…取り合えず、着替えましょう、か!?」
「シンくん、隣の部屋は空室だから」
「マジっすか、ありがとうございます」
「きゃっ!?ちょ、シン!?」
ラクスの一言と共にキラとシンが素早く動き
キラはラクスを抱き締め、シンはルナマリアを姫抱きにして足早に部屋を出ていく
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