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□青の中の赤7
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いよいよデート当日
キラは部屋の隅に大切に置かれたラッピングを解く

自分が普段着るようなベルトの付いた服だった
しかし、色は普段とは真逆の白のコート
黒のスキニータイプのズボンにブーツ
外套の白以外は黒で統一され、所々に赤が入っていて、普段にも使えそうだとラクスのセンスに感心する

そして、着替えながら彼女は気に入ってくれただろうかと不安にもなる

クライン邸に向かう途中、何度もジロジロと見られどこか可笑しいのだろうか?
ラクスのコーディネートは抜群だから寝癖か!?と何度も確認してしまいながらラクスを迎えに行く

「ラクス!お待たせ」

「キラ様!」

チャイムを鳴らせば直ぐに扉が開きラクスが現れる

プレゼントのシュシュでツインテールにされた髪を揺らしながら、駆け寄るラクスの姿にドキドキしてしまう

自分がプレゼントしたくせに、ラクスが着たらこんなにも破壊力があったのか…と驚き
ワンピースから伸びるすらりとした足、ニーハイソックスとの境の絶対領域とやらに萌える男の気持ちを今理解した

「キラ様の選んでくださったお洋服…普段より少し丈が短くて照れてしまいますが…
とても可愛いです!ありがとうございますわ」

「僕も、ラクスからのプレゼントスゴく気に入ったよ
たまには互いにコーディネートしあうのも楽しいね」

笑いあいながら手を繋ぎ、街へと向かうのだった…

キラはまだ知らない…
近い未来、自分のプレゼントのミニワンピースの影響でラクスはエターナルでミニ丈の着物を身に付け、太股を惜し気もなく晒し
男性クルー達からの視線にやきもきするはめになるとは…


end
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