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□不良な彼とお正月
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「あけましておめでとうございまーす！
先輩、今年もよろしくお願いしますね！」
「…ん…」
「はい、あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたしますわ」
ニコニコと元気よく挨拶する後輩、シンに軽く頷くキラと丁寧に頭を下げるラクス
大晦日の夜、キラはラクスの家に年越しそばを食べに訪れ
そのあと初日の出を見ると言い出し厚着をさせ、バイクで海まで走った
その後、キラのアパートに戻り少ししたら初詣に行こうかと話していたところに、シンとルナマリアが押し掛けて来たのだ
レイやヨウラン、ヴィーノ達も既に初詣に向かっているらしくキラを誘いに来たと話す二人に
ラクスは大人数で楽しそうと喜び、キラはラクスと二人でまったりしたかったと寝不足もあり、少し不機嫌だった
アスランやイザーク、ディアッカといったキラの友人達も合流し大人数で初詣に向かったのだが
キラを筆頭に有名な不良達が集まっている光景に参拝客は遠巻きになる
「あ、キラ、リンゴあめですわー」
「後で買ってあげるからまずはお詣りが先」
「はーい…
あ、ルナマリアさん、お詣り終わったら縁結びのお守り買いに行きましょうね？」
「え!?縁結び、ですか…？」
「はい！ここの縁結びのお守りは形が可愛いんですってー」
きゃっきゃとはしゃぐラクスの腕を引っ張りながらなんとかお詣りを済ませる
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