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□恋を頑張る二人
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「男の子の部屋だぁ…はっ!!私には使命があるんでした…
キラくーん、朝ですよー?」
「んー…やだ…あと…ごふ、ん…」
甘えた声で呟き、ごそごそと布団に潜り込む姿は普段のキラからは想像できなくてときめいてしまう
「か、可愛い…っ
写メ…あ!携帯置いてきちゃ…って、そうじゃなくて!
キラくん!起きてください!!」
あどけない表情のキラに携帯を探してキョロキョロするももう一度使命を思い出して肩を揺する
「うー…カガリ…寝かせててば…っ!!」
「きゃっ!?」
ぐいっと腕が引っ張られたたらを踏んでキラのベッドに倒される
「〜〜っ!?」
間近に迫るキラの顔に声にならない
何度もキスをしたのに、不意打ちには恐怖や動揺、さまざまな感情に苛まれ冷静さが無くなる
「んー?…………」
普段とは違う反応に不思議に思ったのかぼんやりとキラが目を開き
寝ぼけ眼のキラと真っ赤になり若干涙目なラクスの目が合う
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