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□バイオレーション
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数ヵ月前
彼からの告白を断った時に無理矢理犯されてから始まった関係

写真を撮られた事実もあるが
何より、訴えて今の漸く掴んだフォルトゥーナのトップの座を手離したくない事と
チームの…果てはバスケット界の事を考えるとキラの戦力を無くす事も出来ず
結局は自分が我慢するしかないと諦めた

ルナマリアもまた同じ境遇だと知った時は驚いたが、自分と同じようにシンを訴える事も逃げる事も出来ずにいた

「はぁ、はぁ…ラクス…ラクス…っ!」

「う…っく…」

録に慣らす間も無く貫かれる痛みにはなれそうもないと冷静な部分で思いながら
せめてもの反抗として、唇を噛み締め声を我慢する

苦痛の表情にすら喜ぶキラを楽しませるつもりなんてなくて、ポーカーフェイスを貫こうとするけれど
表情を崩そうとキラは激しく腰を打ち付けてくるし
小さく吐息を漏らしただけで喜ぶキラに嫌気が指す

「うぁ…で、る…っ!」

「っ!……」

熱っぽい吐息と共に胎内に欲が放たれる感触に顔をしかめる

何度頼んでも避妊する気配はなくて、仕方なく自分が気を付けるしかない

「ラクス…もう一回…ね?」

「え…やっ!?んあぁっ!!」

ずるりと引き抜かれ油断しきっていた所に再度腰を打ち付けられ、声が抑えられず
その日は会場が閉まるギリギリまで犯されてしまった



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