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□シスブラ
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「あ、い、いや…男と女…二人子供がいればいいのかな〜って…」

「そっか…そう、ですわよね…
私、キラに電話してきます!!」

バタバタと携帯を取りに向かい、直ぐ様キラに電話をすると
一時間もしないうちに家にやってくる

「ラクス!!ごめんね!!」

「キラ!!私こそごめんなさい!!」

玄関でヒシッと抱き締め合う二人はさながら長年の時を経た再会のようだった
実際は三日なのだが…

(…キラのヤツ、ちょっとやつれたのか…?)

三日間ラクスも録に寝ておらず目の下にうっすらと隈があったり、痩せてしまったが
どうもキラも同じようにやつれているように見える

二人の仲睦まじい姿を見るのはあまり気分は良くないし、正直離婚して欲しいくらいだが
やはり、ラクスのあんなに落ち込んだ姿を見てしまうとキラしかいないのかもしれないと認めざるを得ない

「ラクスに言われて気付いたんだ…
君との子供なら、どっちでも可愛い、愛せるって…」

「私も、キラとの子供なら男の子でも女の子でも構わないって思いましたの…」

うるうると潤んだ瞳で話し合う二人に邪魔をするのもなんだし、と声をかけずに待つ

「そうだよね…たくさん、セックスして子沢山になればいいだけの話なんだもんね」

「はい…今まで以上にエッチの回数を増やして、避妊せずに中出しすればいいだけの話なんですものね…」

「あんたら玄関先でなんつー会話してんだ!?」

突然の爆弾発言に慌てて二人を引き込み扉を閉める

何人か御近所さんが目を見開いていたのは気のせいだと思いたい

「…明日からの御近所付き合い大丈夫かな…」

後ろでいちゃつく二人を尻目に大きな溜め息を吐くシンだった


end
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