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□ホスピタル・パニック
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「先生、本日の診察時間終了しました」
最後の患者のカルテを棚に戻しながら、診察が全て完了した事を伝える
すると、突然背後から影が重なり慌てて振り向くと唇を塞がれる
「ん、んんぅ…ふ…やぁ!」
「ふ…やっぱり、あの時と同じ感触だ」
思い切り突き飛ばし、怯んだ隙に逃げ出し距離を取るラクスにクスクスと楽しそうに微笑むキラ
「ミリィが退職するまでは流石に、と思って我慢してたんだよね…」
「あ、あなた…あなたのせいで…私…」
あの時の悪夢を思い出して体が震え、守るように両手で自分を抱き締める
「何回か、講義を頼まれて君の通う大学に行ってて
校内を歩く君を見付けて、欲しくて仕方ないから犯した」
それが?と言わんばかりの態度にカッとなり手を振り上げるも容易く捕まりそのまま引き寄せられる
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