□君>部活
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「ラクス!言ってくれれば準備手伝ったのに…」

「はい?何言ってるんですか
私はマネージャーですのよ?
キラ達部員の皆さんが、練習に集中出来るようにするのが勤めなんですからね?」

大きな給水ポットをセットしていた所に慌てて駆け寄るキラに呆れた表情で返すラクス

そして、水分補給をしなさい!とタオルとコップに注がれたスポーツドリンクを差し出し渋々受け取るのを確認して満足気に頷く

「ヤマト先輩がキャーキャー言われても気にしないのってさ、やっぱ…」

「ああ、マネージャーと付き合ってるからだろうな…
あんだけの美人が彼女じゃ他に見向きもしないよなぁ」

ラクスから手渡されたスポーツドリンクを飲みながら
給水場所でドリンクを配るラクスの側を離れないキラを眺め苦笑浮かべる


「でもさ、ヤマト先輩って確か去年マネージャーが『得点王、すごいですわね』って偵察に行った時に呟いたの聞いて得点王になったんだろ?」

「あ、それ俺も聞いた『ラクスが得点王の他校の選手かっこいいって言ったのが気に入らないから僕が得点王になる』って言ってたんだろ?」

それでなれるからスゲーと話ながら身体を休める



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