4
□危険な二人
1ページ/6ページ
大学も無事に卒業、二人とも就職も決まり、マンションも契約更新
順風満帆な同居生活を送っていた二人だが…
当然、人生はそんなに甘くはなくて…
「いいか!ブルーの奴等には絶対に負けるんじゃない!!」
「はい!!」
「ラクス・クライン、新人だが既に業績を上げているな…
今後も、軟弱なブルーの奴等を叩きのめす為にしっかり働け」
「はい…ありがとうございますわ、ザラ社長…」
朝礼の時間、毎朝必ず話題に出るライバル会社『ブルーコスモス』
ラクスの就職した『ザフト』との中は最悪で、何かにつけて張り合っていた
毎朝、前日の全部門のデータが張り出されどの部門が勝ち、どの部門が負けたのかが発表される
そして、負けが続いた部門にはペナルティ
更にはブルーコスモスに勤める者と繋がりがあった場合はクビを言い渡される事もある程に、敵視していた
.