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□シスター・コンプレックス
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「あ、自分は彼女居るけど大好きな姉は彼氏出来ちゃダメっていう子供のワガママってやつ？」
「ワガママなんかじゃない!!
姉ちゃんには、姉ちゃんに相応しい相手が居る筈なんだ！
そいつはあんたじゃない!!」
「それは君でも無いでしょ
ラクスが自分で選んだ相手が気に入らないなんて言うのは、君のワガママなんじゃないの？
君の理想のラクスじゃないってごねて、結局困らせてるただのガキだよ、君」
カッとなって反射的に枕を投げ付けると簡単に交わされ、じゃ、と部屋を出て行く
「クソッ…」
自分だっていつかはラクスにも…と解ってるつもりだったけど
実際に姉が彼氏を連れて来た事は思っていた以上にショックだった
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