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□一生一度の〇〇〇
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別に用意してあるのを見ると
それぞれの幼少期のは終えて、後は俺が引き取られてからの時代を選んでいるようだった
単純な理由に納得しつつ置いてあったアルバムを捲る
それはキラが幼い頃の写真で少し目新しく感じた
たまにキラの従姉妹で何度か会った事のあるカガリも写っていた
「あ、そういえば…俺の部屋にもアルバムあるから持って来るよ」
二人に告げ自室に向かい本棚からアルバムを取り出す
キラに引き取られてからの分を抱えてリビングに戻る
学校行事で年配の保護者に混じって親主催の劇や
レクリエーションに笑顔で参加するキラがそこにはいた
結局、俺の小学校の運動会の父親リレーで一位を取って金メダルを首にかけて笑うキラ等がピックアップされた
そして、式が近くなるに連れて俺も緊張が増す
式場の人達と話し合い、サプライズで俺が二人に手紙を読むのだ
何度も推敲を重ね、時にはレイやルナ、シーゲルさん達にも修正点を指摘してもらい
なんとか手紙を完成させたのは式の一週間前
そこから二人にバレないように読む練習を重ねる
そして当日
二人と一緒に早くに会場に赴き、受付係の仕事内容をスタッフから教わる
一緒に受付けをやってくれるのはラクスの友人で副会長だったフレイ先輩
大学入学が近いのに『ラクスの頼みなら断る訳ないでしょ』と快諾してくれたのだ
そして、二人とも未成年だからと会場のスタッフがサポートに入ってくれる事になった
時間まで新郎新婦の控え室に行っても構わないと言われキラの元へと向う
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