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□コンプレックスシスター
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「んっんんっ!ふぁッ」
「っは、ラクス…声出しなって」
「や、ん…恥ずかし…きゃぁんっ!」
「外でこんなに足開いておいて
恥ずかしくないでしょ」
「あぁんっ言っちゃ、だめぇ」
「イッちゃだめ?
でもラクスの中は早くイッてって言ってるよ?」
露天風呂は混浴だったのか反対側にも入り口があり
中には姉ちゃんとキラが居た…
「あ、あふ…キラ…キラぁ」
「イク?中に出さないと…
温泉が濁り湯になっちゃう、ね!?」
「ん……え?キラ…?あの…?」
カコーン、と良い音を響かせ
キラの後頭部にヒットした桶はプカプカと浴槽に浮いていた
綺麗にヒットしたのかキラは目を回し
姉ちゃんにもたれ掛かり姉ちゃんは戸惑っていた
「……もげろ…ッ!」
それだけを告げ俺はその場を後にした…
「え?シン?え…?
そんな…起きてくださいキラぁ!
こんな半端なままで終わらないでくださいぃ!
そもそも私一人じゃキラの事運べないんですからぁ!!」
姉ちゃんの泣きそうな声が辺りに響いていたけど…
夜中だから助けは来ない…
今回はシンの勝ち…?
end