伝えたい想い《詩》

□暖かな手&温もり
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暖かな手



暗い部屋…
誰も居ない部屋
私以外の誰も居ない部屋…

寂しい…
何も見えない 薄暗いこの部屋
怖い… 何も見えない
何があるのかも判らない…
誰も居ない… 私ただ独り…

誰か私の傍に来て…?
誰か私に話しかけて…?
誰か…誰でも良いから…私の傍に来て…


何も見えない部屋…
何も見なくて… 不安が募るだけ…
寂しい… 誰か傍に来て…

誰か… この部屋から 私を連れ出して…?


どんなにそう願っても誰も来ない…
誰も来てくれない…
寂しい… 暗い… 怖い…
独りぼっちで…


ずっと、ずっとそうだった…
貴方に出会うまでは…
貴方がこの暗い部屋に入って来てくれるまでは…

初めて触れた 自分以外の 暖かな温もり
初めて触れた こんなにも大きく暖かな手に…
初めて知った ドキドキ…

貴方が手を差し出してくれなかったら
今、私はどうなっていたんだろう?

あの暗い部屋の中…
独りで… 泣いていたのかな?

初めて触れた貴方の手
暖かくて…ずっとずっとこの手を離したくなくて
ずっとずっと、このまま手を繋いでいたくて…

我儘だね… でも…本当に
ずっと…この手を繋いで居たい…
誰にも邪魔される事無く… 貴方と幸せに暮らして居たい


あの暗い部屋とは違う…
この暖かな部屋で…

誰も居ない私独りの部屋とは違う…
何時も…貴方が居て…何時までも私の傍にいて…

もう私は独りじゃないんだね…。
貴方が居る…。


ありがとう

何度言っても良い足りないくらい
貴方に感謝しています





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