拙作、小説
□ザレゴトショート
1ページ/1ページ
《罪悪》
この小説には意味などない。
ありはしない、
ただのザレゴトだから。
世の中には、
俺たちが気づかないだけで、
実はそこらじゅうに罪悪感が漂ってて、
目のいいやつは、
それを見つけてしまうんだ。
見つけて、罪悪感。
見つけて、また罪悪感。
罪悪感が、積もってく。
そのうちに、
ヒトは罪悪感に押し潰されて、
死ぬんだ。
気をつけろよ? ニンゲン
いや、気をつけたらよけい見えるんだっけ。
フフ。
気にするな。
ただのザレゴトさ。
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ