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□ 黒
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そっと口付けてくる赤屍。
優しく、包み込むように。



重なる唇がとても温かくてまた涙が頬をつたった。












「…ふ、んんっ」

いつの間にか口付けは深くなり、咥内を味わうように舌が入り込み歯並びをなぞった。
小さく身震いしながらも舌を追いかけ絡める。


息を忘れてしまう程夢中になっていた。
夢中で舌と舌を絡ませ合う。



数分後、名残惜しげにゆっくりと離したお互いの唇は濡れ、糸を引いていた。
蛮の顎に伝う滴を舐め上げシャワーを止め、ぼんやりと見上げ息を整える相手を抱き上げる。

ゆっくりと浴槽に浸け、後ろから抱き締め、身体を挟むような体制を作り身体を密着させた。





「美堂くん…蛮と呼んでもいいですか?」
「…ん、一回呼んでたクセに聞くな‥」
「すいません」
とても嬉しそうな声で謝る赤屍。後ろから抱き締めながら耳にそっと口付け、舌を這わした。

「…ぁっ」

反応してしまう身体。
反応を伺いながらそのまま綺麗な首筋へと。
舌でなぞり首のつけね辺りに強く吸い付きながら胸へと手を這わした。



紅い痕を白い肌に残しながらツンと主張する胸の突起を指の腹でいじる。


「ぁん…っ」


甘い吐息を漏らす蛮。
胸の突起を強弱をつけて捏ね、時折ひっかいた。
一層高くなる声。


「…ひぁッ!あか、ばね‥っ」
「蔵人と呼んでいだたけますか?」
「くろ…ど‥ッ?」
「はい」


片手で突起を弄びながら下半身へと手を這わし、既に熱を持ち始めていた自身に触れた。

「…、は‥ぁっ」

自身の裏筋を撫で上げれば小さく身震いをし漏れる吐息。包み込むように握り上下に扱きながら再び耳へと唇寄せた。


「‥―蛮、声を聞かせてくれませんか?」
明らかに声を我慢している相手を促すように自身と胸の突起いじりながら甘く優しい声で囁く。
と、同時に蜜滲み始める自身の尖端に軽く爪をたてた。


「ひあぁん…ッ!」


敏感に跳ねる身体。

波打つ湯。





自身から漏れ始める蜜を指に絡め湯とともに自身を扱きながら、もう片方の手で太股の裏を撫でる。
撫でていた手は秘部へといき、優しく触れた。



「…―蛮」



名前を囁かれただけで達してしまいそうになる感覚に戸惑い、頬を赤くする蛮。

秘部へと這う手は囁きで緊張ほぐれたのを見計らい、自身の尖端に刺激与えながら細く長い指を入れた。



「…ぁあんッ、蔵人‥!」
「蛮、力を抜いて私に身を委ねて下さい」
「ふ…、んんっ」
少しずつ和らぐ秘部に2本目を入れれば、湯も共に秘部へと入り卑猥な水音が耳へと届く。
秘部に入ってくる指に無意識に内壁絡ませつつ、それに答えるように指を曲げ奥へと挿れた。



「‥ふあぁッ!ソコ…っ」
「気持ち良いですか?」
「きく、な…ぁっ」

クスリと笑いながら自身の尖端をぐりぐりと押す。





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