グランプリ ☆G1有馬記念☆
今年のJRAの競馬を締めくくる大一番。
ディープインパクトのラストラン。

今回はデータをあげていこう。
まずは馬齢によるデータ。
過去10年間の連対馬を調べた。
馬齢別で見ると
4歳=9頭(出走40頭、出走数から見た連対率22.5%)、3歳=6頭(同35頭、同17.1%)、5歳=3頭、6歳=1頭、7歳=1頭となっている。
最も充実期を迎える4歳勢がトップに立っており、しかもこれを1着馬延べ10頭で見ても4歳=5頭(出走数から見た1着率12.5%)、3歳=4頭(同11.4%)と、その構図は変わらない。
しかも過去5年に絞ると、4歳馬の延べ出走数は12頭で1着=3頭、対する3歳馬は延べ18頭が出走して1着=2頭と、1着率の差は開きつつある。なお、牝馬の連対はゼロ(3着は2頭)。

内訳をまとめておく。
3歳【4.2.2.27】
4歳【5.4.4.27】
5歳【1.2.3.32】
6歳【0.1.0.19】
7歳【0.1.1.9】
1着は4歳有利、3着以内ならどの年齢でも大丈夫そうだ。

前走としては、ジャパンカップ組が優勢模様。
年・馬名・JC着順・有馬着順
2005年 ハーツクライ 2・1
2004年 ゼンノロブロイ 1・1
2003年 タップダンスシチー 1・8
2002年 シンボリクリスエス 3・1
2000年 テイエムオペラオー 1・1
1999年 スペシャルウィーク 1・2
1997年 エアグルーヴ 2・3
1996年 ファビラスラフィン 2・10

今年のジャパンカップは
ディープインパクト1着
ドリームパスポート2着
コスモバルク4着
メイショウサムソン6着
スウィフトカレント8着
トーセンシャナオー9着
となっている。


さて、過去にG1で好成績を収めていた馬でも、近走成績が冴えないようでは苦しい。過去10年間の連対馬延べ20頭の、その年のG1成績(例えば昨年優勝のハーツクライなら、2005年1月から有馬記念の前走までの成績)を見ると12頭がG1を勝ち、G1 2着馬が4頭、計16頭が1年以内にG1で連対していた。例外は4頭だが、前記したとおり2002年(平成14年)当時のタップダンスシチーはG1未経験、1998年(平成10年)優勝のグラスワンダーも、1年以内にG1出走経験はなかった。残りは2頭だが、1996年(平成8年)2着のマーベラスサンデーは重賞レース4勝、2001年(平成13年)2着のアメリカンボスは重賞レース2勝を挙げていた。近1年以内でG1出走経験のない馬の取捨は難しいが、G1出走馬でG1未連対馬については、最低でも重賞レース2勝が条件となる。

この条件に当てはまらないのは
JRA G1未出走
ポップロック

JRA G1未勝利
ポップロック
ドリームパスポート(連対有り)
コスモバルク(連対有り)
トウショウナイト
アドマイヤメイン(連対有り)
スウィフトカレント(連対有り)
アドマイヤフジ
ウインジェネラーレ
トーセンシャナオー

そのうちJRA重賞勝利数
ポップロック(1勝)
ドリームパスポート(2勝)
コスモバルク(3勝)
トウショウナイト(1勝)
アドマイヤメイン(2勝)
スウィフトカレント(1勝)
アドマイヤフジ(1勝)
ウインジェネラーレ(1勝)
トーセンシャナオー(1勝)

これらを踏まえて、データマイニング的予想は
◎ディープインパクト
○メイショウサムソン
▲ドリームパスポート
△デルタブルース
△ダイワメジャー
△アドマイヤメイン
△スイープトウショウ
△ポップロック
となった。

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