PHASE-SEED&DESTINY
□I can't stop loveing
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「特別に淫らなヤツをセットして差し上げてよ。ソレで楽しんで頂きますわ。」
「シェリル!」
倒れたハイネを悠然と見下ろしていた処へ、アスランが駆けつけ 訳が分らないという風に、
ピクリともしない、倒れたハイネを見た。
「大丈夫よ。死んでる訳ではないわ。それより、彼をココへ入れて下さらないこと?」
後頭部下に差し込んだ、半円形のモノを引き抜いたシェリルは アスランに向かい、人間1人が、
ギリギリで入れそうな、『ダストシュート』のノブを開いて、目で合図している。
「ご‥ゴミ捨て場に‥ハイネを?!」
「大丈夫です。ココへ入れると、そのまま彼の部屋へ滑り落ちる仕組みになってるから。
ミネルバの艦内は、クルーより私の方が詳しいし、彼等の知らない秘密の仕掛けも 色々あってよ。」
半信半疑のアスランだったが、言われた通り ハイネの身体をダストBOXへ入れると、彼の身体は
滑り台を下る様に、消えてなくなった。
「ね、大丈夫でしょ?」
「シェリル‥君は‥‥。」
無邪気に微笑むシェリルは、未だ素肌にシーツを巻いたままの格好で立っており、
下肢に鈍く熱い血液がくすぶっていたアスランは、堪らず彼女をベットへ押し倒すと、
シェリルに跨り、その艶やかな唇を強引に貪った。