マイナー武将列伝2

□王濬 字・士治(206?〜286)
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シナリオ4・司馬懿陣営・将軍
攻撃70 防御83 機動85
魅力70 知力75 政治62
 
 
しばらくサボり気味でしたが王濬なんぞをひとつ
シナ4限定武将だけあって、やはり数代前の英雄・豪傑らと比べると、馴染みが薄いですが、彼は三国時代にピリオドを打った人物として、歴史上ではそれなりに名前が通ってます。
 
王濬は司隷・弘農郡の人。若くして学問に励み、径籍に通じて博識。性格も良くてイケメンと完璧超人な王濬は、当然まわりが放っておくハズもなく、幾度も官吏に推挙されたが、全て断っている
しかし晋の時代となると、突然思い立ち晋へ仕官している。
仕官後は巴郡太守、建寧太守、益州刺史と歴任する。 
魏や蜀はすでに無く、三国鼎立も残すは呉を討伐するのみとなったが、晋の朝廷に於いては、征呉に積極的な派閥と慎重な派閥が対立していた。
政治的には征呉自体は既定路線ながら、その時期に於いてイケイケどんどんな羊コと、『てゆーかぁ、征呉もいいけどぉ、西方の胡族とかもマジヤバいよねぇ』と主張する賈充らの一派だ。
この対立は一見、双方の見解の相違によるもので、お互いの主張にはそれなりの根拠に基づくものあるようで、その実、もっとこうドロドロしたモノがあって、後年、羊コの死後に同じく胡族の対策について問われた賈充は『はぁ?胡族なんかにビビってちょーウケるんですけど』と言ったりして、反対の為の反対意見でしかなかったのですね(´・ω・`)
まあ、この辺のドロドロ分は別の機会があれば書くとして、早期の征呉を目指す羊コは、あらゆる布石を投じる。
それは自分の後任に杜預を起用し、そして益州には王濬を配する。
密かに戦艦を建造させ、来たるべき日に備えさせる為に…
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