マイナー武将列伝2

□王渾 字・玄沖(223〜297)
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シナリオ4・司馬懿陣営・将軍
攻撃86 防御81 機動63
魅力68 知力70 政治76
 
 
さて、王渾なのですが…。王濬と同じく晋の時代の人物。太原郡の名門の出であり、父・王昶も功績により高官に昇ったが、王渾も自身の有能ぶりで頭角を現した。
司馬炎の号令の下、征呉の6軍団が編成されると、王渾は安東将軍・揚州諸軍事となり、1軍団を率いる。本格的な侵攻に先立って、王渾は当初の作戦計画には無かった潯陽一帯の攻略を行った。
潯陽は荊州と揚州を結ぶ要衝であり、ここを押さえれば荊州の呉軍は、揚州への退路も、北への進路も失う事になる。
ただでさえ士気の阻喪する荊州呉軍に降伏を促すのに、少なからぬ効果があった事であろう。
潯陽攻略の10日後には、王濬の艦隊が大した抵抗も受けず、悠々と通過していく……アレ?
王渾はさらに丹陽太守の沈瑩の軍を破り、沈瑩を斬る
王濬は丹陽を攻略して建業目指して一直線。
……アレレ?
王渾はよく頑張ってるのに、オイシイとこを全部持っていかれている気がします…。
さてさて呉軍とて、ただ指をくわえて事態を傍観していたわけではなく、呉最期の丞相である張悌が、3万の兵を集めて反撃を試みる。
地方軍が次々降伏、或いは各個撃破されるなかで、唯一残された野戦集団である。
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