マイナー武将列伝

□審配 字・正南(?〜204)
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シナリオ1・袁紹陣営・将軍
シナリオ2・袁紹陣営・将軍
攻撃80 防御75 機動69
魅力72 知力80 政治61
 
 
実は私、この審配が結構好きだったりします。
昔、某地元紙に連載されていた小説で、やたらとカッコ良かったという単純な理由から興味を抱き、後にコーエー等のゲームにおける、ビミョーに一流に届かないパラも好みだったので。
 
そんな審配は冀州は魏郡・陰安の人。若い頃より忠烈慷慨の士で、節義のある人物として知られ、はじめ冀州牧の韓馥に仕えたが、直言の士であった為疎まれ、重用されなかった。
袁紹が冀州を支配するようになると召しだされ、軍務を統括する。
 
曹操との対立ムードが高まる中、沮授や田豊は地歩を固めて時機を待つよう唱えるが、審配は郭図と共優勢な兵力を頼んで急戦を主張。審配・逢紀を司令官とする軍勢が黎陽に向けられる。しかしこの時は、許攸が審配が指揮を取る事を不満に思い、沮授は自分の策が用いられないのを恨んでいる等、幕僚が不平を鳴らしサボタージュした為、数ヵ月対陣したに過ぎなかった。
建安五年。袁紹は精兵十万を集結させ、許都をめざす。審配はギョウに残留し、後方支援を行なう。
官渡での対陣中、ギョウにおいて許攸の一族の汚職が発覚。審配は許攸の一族を逮捕、処刑してしまう。
これにより許攸は、袁紹陣営内での出世が見込めなくなり、曹操に投降。袁紹軍の食糧基地である烏巣を襲撃させ、袁紹は壊滅的打撃を受ける。
この敗戦時に審配の子息二人が曹操に捕えられた。
孟岱という将軍は審配と仲が悪かったので、蒋奇をそそのかし袁紹に言上させた。『審配のヤツってば権力持ち過ぎっすよ!息子が曹操のトコにいるし、ぜってー裏切りますよアイツ』郭図・辛評もその通りだと主張するので、不安になった袁紹は逢紀に相談すると、普段審配とは犬猿の仲であった逢紀が『あん畜生はムカツクけど、裏切るようなヘタレじゃないっすよ!』というので、袁紹は審配の罷免を取り止めた。審配・逢紀はこれ以後協力しあうようになった。
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