マイナー武将列伝

□凌統 字・公績(189〜237?)
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シナリオ3・孫権陣営・将軍
シナリオ4・孫権陣営・将軍
攻撃78 防御69 機動83
魅力70 知力73 政治56
 
 
またまたマイナー武将に戻りまして、今回は凌統さんです。やはりマイナーは落ち着きますある程度好き勝手書いてもツッコミの心配ないですからね
凌統といえば三国志では、コストパフォーマンスの悪さでヒジョーに不人気ですが、横光キャラ的にも強キャラに瞬殺されかねないタイプの顔立ちです 
しかしながら最近では、真・三国無双4でプレイヤー武将に昇格して、"一部では"人気を博すまでになりましたオメデトー
 
そんな凌統は揚州は呉郡・余杭の人。父・凌操は孫策の旗揚げから従い、その武勇でもってブイブイ言わせ、常に先陣を切り破賊校尉となった
凌統も少年期から父に従っていたが、建安8年(203)凌操・凌統親子は孫権の江夏征討に従軍して敵先鋒の船団を打ち破り、敗走する黄祖軍を追撃するのだけど、自らの武勇を頼む凌操は、僅かな人数でひたすら突き進む。
このとき黄祖の配下にいた甘寧は殿軍を務め、弓兵隊を展開して凌操を射殺する15歳であった凌統は、泣きながら父の亡骸を担いで撤退した。
ここから凌統と甘寧の因縁が始まりますが、これは後程…。
さて、通常は主人が亡くなった場合、配下の軍は不正解だったときのスーパーひとし君のようにボッシュート行き…というか君主に召し上げられます。
しかしながら、凌統は父譲りの武勇があり、凌操も国事で死んだ事でもあるので、孫権は凌統を別部司馬に任じ、行破賊都尉として、凌操の軍勢をそのまま与えた。
建安11年、呉の内患ともいうべき山越討伐に従軍したときに、保屯の砦は早々と攻略して主力は引き上げたものの、麻屯砦はてこずっていた。こちらは凌統の属す軍団が当たっていて、陳勤というのが指揮官なわけですが…。
陳勤さんは剛勇ながら気紛れで傲慢、おまけに絡み酒という…アナタのところにもいません?こんな困った上司
あるときこの陳勤が開いた酒宴で、自分が主人であるのをいい事に、一座の者たちを侮辱して、酒席のルールも無視してやりたい放題ヾ(`Д´)ノオレノサケガノメンノカー!
皆はこの場だけ我慢すりゃいいやと黙っていたが、凌統はこれを憤って、面と向かって陳勤に注意して、陳勤の要求は一切聞かなかった
しかし、凌統のこの毅然とした態度が、却って陳勤のSっ気に火を点けてしまう『無双4からPキャラになったくらいでいい気になるな』とか『なんでポニーテールやねん!』『武器にヌンチャクって、お前はブルース・リーかっての!』などの雑言を浴びせ、ついには凌操の悪口まで言い出す始末。
その席では、泣きながらもひたすら耐えていたが、蛇蝎のごときしつこさの陳勤は、酒宴が終わっても凌統に取り付き、雑言を浴びせ続ける…ついにキレた凌統は陳勤に斬り付けた。陳勤はこの傷がもとで数日後に死んだ。
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