★×忍足侑士B★

□NUDE
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全部、見たい。
好きな人の、何もかも。

□■NUDE□■

「ゆっくり寛いどってええからな」

「はあ…お邪魔します」

日吉は忍足のマンションに遊びに来ていた。
二人が付き合い始めてから、部屋に遊びに来るのは初めてで、二人とも口には出さないがこの日をとても楽しみにしていた。

「一人暮らしやから、何もあらへんけど」

広い部屋には一人でいるために必要最低限の家具しかない。
シンプルで、すっきりと片付けられた部屋は忍足らしいものだった。

「…先輩」

部屋の中を案内する忍足を、日吉は後ろから抱き締めた。

「…まだ昼間やで?」

「ダメですか?」

普段、ゆっくり行為に没頭出来るところはない。
そのため、二人は今日、かなり期待していた。

「…寝室、こっちやから」

***

「…なんか、めっちゃ恥ずかしいわ…」

「綺麗ですよ、先輩」

電気は消して、カーテンも閉めていても、昼間の明るい太陽な光が忍足の肢体を照らす。
忍足は柔らかなベッドの上で一糸纏わぬ姿を日吉に曝していた。

「…っん、ん…」

日吉の手が胸を撫で、唇がその突起を捕らえる。
緊張しているのか、忍足の心臓は早鐘を打っている。
日吉の唇が突起に触れると、それだけで身体が小さく跳ねてしまう。

「っは、ぁ…あっ…」

緊張しているせいか、期待しているせいか、忍足の身体はいつもより敏感で、突起への軽い刺激だけで自身も段々と硬くなってきている。

「こっちも、ですか?」

「ひぁっ…!」

自身に触れられるとビクッと大きく身体が跳ねる。
敏感な忍足はそれだけの刺激で自身の先端から先走りを溢れさせる。

「んぁ、あっ…ひ、よし…っ…」

そのまま扱かれると、先走りの量は増え、いやらしい水音を奏で始める。
それが忍足にはとても恥ずかしく、両手で耳を塞いでしまう。

「音、嫌ですか?」

「ッ…ん、んっ」

塞いでいても音は聞こえてしまうのだが、それはせめてもの抵抗だった。
その間も、日吉の手は止まらず、忍足の身体の熱は上がっていく。

「ふぁあっ…あ、ぃや…やぁっ」

先端に爪を立てられてしまうと、その激しい快感に目の前が真っ白になる。
そして、忍足は日吉の掌の中に大量の白濁を吐き出してしまっていた。

「はっ…ぁ、はぁ…」

忍足はその余韻に身体を震わせるが、日吉はそれもお構いなしにまた自身を扱き始めた。

「ひ…っあ、や、止めっ…」

達したばかりで敏感なところにくる刺激は苦痛で、忍足は何度も首を横に振る。
だが、日吉に押さえ付けられてしまうと、まともな抵抗も出来なくなってしまう。

「っん、や、やぁあっ!」

その刺激に、忍足はほとんど間を空けることなくまた達してしまう。
そして、その間も日吉の手淫は止まない。

「ぃや…や、ぁ、あぁあっ…!」

終わらない刺激に忍足の瞳からは涙が零れ落ちる。
口は開きっぱなしで、口端からはだらしなく涎が垂れてしまう。

「も、っ…ぃ…ゃ…」

それを暫く続けていると、すっかり快感に理性を蝕まれてしまった。
連続して何度も達したせいでもう白濁はほとんど出ない。
透明な蜜だけが溢れるが、それも大分量が減ってきていた。

「もう無理ですか?」

「んっ…ぅう…」

もはや喋る余裕すらない。
忍足はただ何度も首を縦に振るだけだ。

「けど、もう1回くらいいこそうですよね」

「ふぁ…あ、あっ…?」

日吉が更に自身を扱くと、快感が走るが、先ほどまでとは違う感覚に眉を寄せる。
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