★×忍足侑士B★

□お札の魔力
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大人しくしてるって決めたのに。
やっぱり、これのせいなんだ。

□■お札の魔力□■

白石にもらったぬいぐるみに入っていたお札のせいで、学校に来るまでの間、散々な目に遭った忍足は、今日は部活も行かずにすぐに帰ろうと決めていた。
しかし、こんな日に限って、跡部から『正レギュラーでミーティングを行う。遅刻欠席厳禁』というメールが届き、忍足も休むわけにはいかなくなってしまう。

「はぁ…まあ、ミーティングだけやったらすぐ終わるやろうし…」

正直言って気は重いものの、休んで後から何か言われるくらいならと、忍足は部室に向かった。

***

部室に着くと、いつも遅刻してくるジローももうミーティングの準備を始めていた。
なんでも、跡部が放課後すぐに引きずって来たらしい。
全員が揃ったところで、早速話し合いが始まった。
ミーティングと言っても、今後の試合のスケジュールや練習メニュー等についての話をするだけで、それほど時間の掛かるものではない。
いつも通り滞りなく進行し、そろそろ終わるかと思った時、不意に忍足の隣に座っていたジローが忍足に凭れ掛かってきた。

「なんや?眠たなってきたんか?」

もう少しだから起きていろと言おうとしたところで、ジローが少しも眠そうでないことに気付く。
眠そうな様子は微塵もなく、寧ろ目は獲物を狙う獣のように鋭く忍足を見据えていた。

「ジロ…っ!」

そのまま、突然ジローが飛び掛かってくる。
その勢いに負け、忍足はソファの上に押し倒されるような恰好になってしまう。

「ちょっ…アホか、今ミーティング…」

何をふざけているんだと肩を押し返したところで、ふとジロー以外の視線も感じた。
顔を上げてみると、そこにいたレギュラーメンバー全員が忍足を見ている。
それも、その目つきは尋常じゃない。

「忍足…っ」

「えっ…ん、んー…ッ!」

突然ジローに唇を塞がれる。
そうかと思うと、あちこちから手が伸びてきてあっと言う間にせ身体は捕らえられてしまった。

「な、何やねん…ホンマ、冗談きつ過ぎるやろ…っ…」

忍足が精一杯暴れてみるが、数人掛かりで押さえ付けられてしまってはその抵抗もたいした意味を持たない。
そうしている間に、忍足は身に纏っていた服を剥ぎ取られてしまっていた。

「っひ…ぃ、嫌や…なんでっ…」

胸の突起も自身も、無遠慮に弄られては身体は反応してしまう。
何度嫌だと言っても、誰も聞き入れてはくれない。
忍足はきつく唇を噛み締め、ただ首を横に振ることでせめてもの拒否の意志を示すことしか出来なかった。

「ふ…っぅ、あ、ぁああっ…」

跡部の手が、忍足の自身から溢れる先走りを利用して後孔を弄り始める。
身体は段々と快感に支配され始めていて、満足な抵抗をするだけの力すら残ってはいなかった。

「…もういいか」

「えっ…あ、ぁ…ぃや、やぁああっ!」

指がずるりと引き抜かれたかと思うと、直後に跡部の自身が押し込まれてきた。
周りから伸びる手がしっかり身体を押さえ付けているため、逃げることも出来ない。

「ふっ…ぁ、……」

「ねぇ、俺も挿れていい?」

「ああ、いいぜ」

「えっ…」

跡部のものを銜え込んで拡がっている後孔に、更にジローの自身が押し当てられる。
強引に腰を引かれ、奥まで一気に貫かれる。

「…ーッ…!…く、ぁ…」

「あ、入ったね」

「ああ、少しきついけどな」

痛がり涙を溢れさせる忍足を無視して、二人は好き勝手に突き上げ始める。
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