★×跡部景吾A★
□秘密実験
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「ん?」
授業しに来た教室に、化学の教科書が。
跡部は怪訝そうにそれを手に取った。
裏には『忍足』と書いてあった。
こんな珍しい苗字の人はそういない。
すぐ化学教師の忍足侑士のものだと判った。
□■秘密実験□■
授業が終わり、跡部は教科書を届けに職員室へ向かった。
しかしそこに忍足の姿はなく、事務員に聞いたところ忍足は化学準備室にいるそうだ。
化学準備室。
跡部は行ったことがない。
ガラッと扉を開けると、白衣を着た忍足がいた。
「あれ?跡部センセ、珍しいなぁ」
「これ、教室に忘れてあったので…」
「あぁ、おおきに」
跡部は忍足に教科書を渡した。
「悪いけどドア閉めてもらえます?小テストの採点中やから」
「あっ、はい」
跡部は扉を閉めた。
跡部は興味深そうに実験器具を見る。
学生の頃から文系を選択していた跡部にとって、珍しいものや興味を惹かれるものがたくさんある。
「どないしたん?」
「いや、実験器具とか面白いなって…」
「使てみる?」
言うが早いか、忍足は広い机に跡部を押し倒した。
乱暴にキスをして、舌を絡める。
「んんっ…ふぅ…」
細い手首を近くに転がっていた細いゴムチューブで縛り上げる。
シャツを捲くり、ブラを上にずらした。
「何…っ」
「実験器具、特別に使わせたるよ」
忍足はそう言うと、引き出しから何か取り出した。
それはクリップだ。
電流の実験などで使うものだ。
「や…まさか…Σやぁあっ!!痛っ」
忍足はそれで跡部の乳首を挟んだ。
クリップはコードで繋がっており、その両端でそれぞれ乳首を挟んだ。
痛みが跡部を襲う。
「や、ぁあっ!」
「これはクリップって言うんやで」
忍足は教師らしい口調でそう言った。
そしてクリップで挟まれたままの乳首を舐めた。
跡部の身体が跳ねる。
「やぁッん!だめっ」
その反応に気をよくした忍足は乳首を舐めながらスカートを捲くり、下着とストッキングを下ろした。
「やめて、お願い!あっぁぁん!」
「次はコレや」
忍足が持っているのはこまごめピペット。
液体を混合する時に量を正確に測れ、またスポイトの役目も果たすもの。
それを跡部の秘部に突っ込んだ。
「きゃぁあっ!や、何それぇ…っ」
「こまごめピペット。液体測るヤツやで」
簡略化した説明をして、忍足は跡部の愛液をピペットで吸った。
それほど容量のないピペットはすぐいっぱいになり、忍足はそれを抜いた。
「ぁあ…あっ」
「もうこんなに出して…ホラ」
忍足は愛液でいっぱいになったピペットを跡部に見せた。
「いや…そんなのっ…」
跡部は見たくなくて顔を背けた。
忍足はそれを跡部の口に差し込んだ。
そして中身を跡部の口に注入した。
「んふぅっ!」
自分の愛液の味に、顔を顰る。
美味しいものではない。
しかも恥ずかしい。
「次はコレやな」
「それは…?」
忍足が次に手にしたのは試験管ブラシ。
試験管の中を洗う時、指やスポンジでは届かないのでこれを使う。