★×跡部景吾A★

□Want to Baby
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「ただいま」

亮は最近景吾と結婚したばかり。
今仕事が終わって帰ってきたところ。
奥からぱたぱたとスリッパの足音を立てて新妻が出迎えに来る。

「おかえりなさい…あ、あなた」

□■Want to Baby□■

美しい妻、景吾は照れながらあなたと言う。
まだこう呼ぶのに慣れていないらしい。
玄関マットに膝をついて、亮のスリッパを並べる。

「あの…お風呂とか御飯も出来てるんだけど…」

ぼそぼそと恥ずかしそうに景吾は言う。
その顔は真っ赤だった。

「あの…、…えっと…」

景吾がなかなか言わずにいると、亮はいきなり景吾を横抱きにした。
所謂お姫様抱っこというやつだ。

「きゃっ!」

「お前を頂こうかな」

「……っ////」

景吾の言おうとしていたことを正しく理解した亮は、寝室へ向かった。
大きなベッドに景吾を下ろす。

「今日はどうしたんだ?いつもは飯の前に誘ったりしないくせに」

「あ、あのね…」

亮はネクタイを解き、シャツの前を寛げた。
景吾のエプロン、それも新婚家庭らしいレースのものを取り払いながら聞く。

「今日、久し振りに従姉妹のお姉さんのとこに行ったんだけど…」

「ああ、そういえばそんなこと言ってたな」

今日は昼頃は家にいないから…と聞いていた。
景吾の従姉妹なのだからさぞかし美人なんだろう。

「あの、ね…そこ、赤ちゃんが生まれたばっかりで…その……」

亮はそれを聞いている間にも事を進め、着々と服を脱がせた。
あっと言う間に景吾は下着姿になった。
そのことに頬を赤らめながらも続けた。

「その…う、ウチでも、あの…」

景吾にしては珍しく、しどろもどろになりながら言っている。
そんな姿も可愛くて仕方がない。

「だ、だからね…亮との、あ、赤ちゃん…欲しいなって…その…思って」

顔を真っ赤にして視線を逸らしながら言った。
自分からそんなこと言うのが恥ずかしいらしい。
亮はそんな景吾の仕種に頬の筋肉を緩めた。

「そっか。じゃあ…早速、作るか?」

「ん…ひゃっ!」

下着も取り払われ、柔らかい胸を揉まれ、突起を舌で愛撫される。
景吾は背を反らして綺麗な声で啼く。

「あ…あぁっ!亮…っ」

快感に弱い景吾はそれだけで腰砕けになる。
豊満な胸に亮の頭を押し付けて、快感をねだる。

「相変わらず敏感だな」

亮は苦笑した。
付き合っていた当初から景吾は敏感だった。
それが、結婚して咎めるものがなくなってからというもの、更に敏感になったようだ。

「やァ…あ、亮っ…早くぅ…ここォっ」

景吾は亮の手を取って秘部に運んだ。
そこはもう湿り気を帯びていた。
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