★×向日岳人A★

□教育的指導
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なんでも笑って許してしまう。
それだけが、優しさではないだろう?

□■教育的指導□■

「侑士、ジュース」

「はいはい」

岳人が忍足の部屋に遊びに来ることは、今となってはもう当たり前のことになっていた。
二人は付き合う前から仲が良く、付き合い始めてからも、友達のような関係が続いていた。

「少しは遠慮した方がええんちゃう?」

「えー、なんで?」

岳人は遊びに行っても遠慮するつもりなど微塵もない。
いつも忍足に当たり前のように何か頼んだり、自宅にいるのと同じように寛いだりしていた。

「はぁ…」

そして、そんな岳人に呆れながらも、結局は好きにさせてしまっているのが忍足である。
岳人がリクエストしたジュースを持ってくると、ふと何か思い付いたようにそれを口に含み、岳人の肩をトントンと叩いた。

「ん?…っんん!」

何かと岳人が振り返ったところで、唐突にその身体を押し倒し、強引に唇を重ねる。
薄く開かれた唇の隙間から、口に含んでいたジュースを流し込むようにして飲ませる。
岳人は必死に忍足の胸を押すが、この体格の差ではあまり効果はないようだ。

「…っはぁ」

ようやく口が離れた頃には、息苦しさから顔は真っ赤になっていた。
忍足は楽しそうにそれを見下ろしながら、まだ中身の残っているグラスを軽く揺らして見せる。

「まだあるで?飲むやろ?」

「…っ、もういい」

「なんで?遠慮せんでええんやで?」

言いながらも、無理強いするつもりはないのか、忍足はグラスを置くと岳人のシャツを一気に捲くり上げた。
忍足に組み敷かれている岳人は暴れて抵抗を試みるもあまり効果はない。

「ゆっ…侑士…!」

「ええやろ?」

忍足は岳人が何を言っても聞くつもりはなく、さっさとズボンと下着まで引きずり下ろしてしまう。
胸の突起を啄みながら、すぐに自身も握り込んでしまう。

「んっ…!」

「ここ、好きやろ?」

岳人はすぐに自身を硬くしていき、忍足の手の中で先走りを垂らすまでになっていく。
胸の突起も赤く尖っていき、その気のなかった岳人も段々と興奮していく。

「っひ…あ、ぁあっ…」

「可愛え…」

溢れてくる先走りを利用し、岳人の蕾を解していく。
指先を捩込み、中から内壁を押し拡げていくと、岳人の身体が大きく震える。
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