★×忍足侑士B★
□操り人形
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いつも繰り返されるこの行為。
きっと、この行為に意味なんてない。
□■繰り人形□■
忍足がいるのは、自宅ではなかった。
およそ一般の中学生の使うようなものではない、高級な広いベッドに忍足は寝転がっている。
その身体には何も纏っていない。
「まったく…よくもまあ飽きもせず来るものだな」
「っぁ、あ…はぁっ…」
その後孔にはたっぷりとローションを注がれ、更に極太のバイブを銜えさせられていた。
スイッチは弱で入っていて、忍足にもどかしい快感を与え続けている。
「で、私に何をしてくれるんだ?」
「ふぁ…あ、ぁっ…な、舐め…させ、て…っ…」
両手も両足も、忍足は自由だ。
拘束されているわけでも、命令されているわけでもない。
それでも、忍足は榊に必死に媚びている。
快感に震える足でなんとか榊に近付いていくと、その足元に跪き、前を寛げる。
そのまま躊躇いなく顔を寄せ、その自身にしゃぶりついた。
「ンっ…む、ぅ…んん…!」
先端に口付け、舌を這わせていく。
更に口を開いてそれを銜え込む。
先端を吸い上げ、周りには舌を這わせる。
唇で扱きながら、両手でその根元にも触れる。
「っは…ぁう、んんっ…」
「まったく…そんなにこれが美味いのか?」
「んっ、ぅ…美味、し…めっちゃ…」
榊の言葉に、忍足は恍惚とした表情で何度も頷いた。
今、忍足を犯しているのは無機質な玩具だ。
これでも確かに快感を得ることが出来る。
しかし、忍足が欲しいのはこれではない。
もっと熱く、太く、激しく犯してくれるものが欲しいのだ。
「早よ…これ、…欲しい……」
一度口を離し、自分の唾液でべたべたになった自身に頬擦りをする。
その目はとろんとしていて、普段の面影はない。
忍足の自身は完全に勃ち上がって先走りまで溢れさせている。
「まったく…仕方ないな。壁に手をつきなさい」
「っん…」
榊の言葉に、忍足は嬉しそうに笑って立ち上がる。
ふらふらと覚束ない足取りで壁の方へ移動すると、言われるまま壁に両手をついて腰を突き出した。
「そのまま、手を使わないで出せるだろう?」
「ん、っ…」
振動を続けるバイブは、内壁を犯し続けている。
忍足は壁に額を擦り付けるようにして腹に力を込める。
「うあっ…は、ぁっ…」