★×跡部景吾A★
□個人レッスン
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「先生でもそんな顔するんだな…」
宍戸はその表情に煽られ、指で弄っていた突起にチュッと吸い付いた。
「ひぁっ!や…っぁあ」
そのままむしゃぶりつくように突起を舐め回されると、跡部はもう声を殺すことすら難しくなっていった。
ここが学校だということも忘れたかのように、普段の凜とした声とは全く違う声を職員室内に響かせていった。
「し、宍戸…っ、もう、止めろ…っ」
「止められないって言っただろ…?」
宍戸は胸から唇を離すと跡部のスカートを捲くり上げた。
上とお揃いのデザインの下着は、跡部が滲ませた蜜で僅かに染みが出来ていた。
「先生…嫌がってるくせに濡れてるし…」
宍戸はわざと囁くように言うと跡部の下着とストッキングを一緒に脱がせた。
その際下着と秘部との間に蜜が透明な糸を引いた。
宍戸はそれを指に絡め取ると跡部の唇にグロスのように塗り付けた。
「んっ…嫌ッ…」
跡部は嫌がるように首を横に振るがそれ以外の抵抗は全くと言っていいほど出来なかった。
まだ僅かに残った理性が邪魔をするものの、身体は素直にもっと大きな快感を欲していた。
そこにいる跡部から教師としての表情は既に消え失せていた。
「こんなに濡れてたらすぐ入るかもな」
宍戸は跡部の姿に興奮して既に硬くなっている自身を取り出すと跡部の脚を大きく開かせ、まだ解してもいない秘部に宛がって半ば無理矢理挿入を試みた。
「ぃや…ア、あっ…!痛…っ…」
引き裂かれるような引き攣るような痛みに、跡部は緊迫した声を上げる。
額からは汗が滲み出、瞳は生理的な涙で潤んでいた。
それでも宍戸は跡部と繋がりたくて仕方ないのか、最後までなんとか挿入してしまった。
「先生…ごめんな」
そこにきて宍戸は小さく謝罪の言葉を述べると、跡部の腰を抱えて欲望のままに跡部の肢体を激く揺さ振った。
痛みと快楽が入り混じる中、跡部は抵抗することを忘れ、宍戸にされるままに身体を揺らしていた。
「ぁ…あっ、や…宍戸っ…ンぁっ」
そのうち痛みが段々和らいでくると跡部は甘い声を漏らしながら怠い腕を持ち上げて宍戸の背中に回した。
宍戸は一瞬驚いたように目を丸くしたが、すぐにまた突き上げを再開させた。
「宍戸…っ、んっ…ぁ」
「先生…可愛い…」
宍戸は跡部をしっかり抱き締めた。
二人の身体が密着して肌から体温が伝わっていく。
そこから溶けて一緒になってしまうような錯覚すら覚えた。
「や、ぁ…もっ、ダメぇ…ぁああっ」
「先生…ッ」
宍戸は跡部の締め付けに自身を引き抜く暇もなく中に出してしまった。
跡部もその直後に潮を噴き身体を痙攣させた。
職員室の中には熱い吐息による行為直後独特の空気が満ちていた。
「宍戸…こんなことしてどうなるか分かってるんだろうな…」
「…ああ、退学…とか?」
宍戸も自分のやったことが許されないと自覚しているのか素直に頷いた。
しかし、跡部はその言葉に首を横に振った。
「そうじゃない。学校のことじゃなくて…お前の気持ちのこと」
「俺の気持ち…?」
宍戸は思ってもいなかった言葉に首を捻った。
跡部は頬を僅かに赤く染めて頷いた。
「…責任取って、付き合ってもらうからな」
「…ああ」
宍戸は大きく頷いた。
こんなに無理矢理やったのに、許される立場ではないのに。
「色々教えてやるよ。教師としてじゃなく、個人的に、な」
「ん。…これからもよろしくな、先生」
許されない恋だけど、きっとずっと好きだから。
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