★×跡部景吾A★

□電車通学
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宍戸の指が奥へ奥へと入り込み、跡部の内壁を引っ掻くように刺激する。
快感に弱い跡部がそれほど我慢出来るはずもなく、すぐに限界を訴えた。

「も…ぁ、ぁぁっ!」

宍戸はハンカチを跡部自身の先端に当て、前立腺を引っ掻いた。

「ふ、ん…んんー…っ」

跡部は出そうになった声をなんとか押し殺し、ハンカチに吐精した。
宍戸の指が抜かれ、元通り服装を整える。
しかし出したとは言え、まだ中が疼く。
跡部は涙目で宍戸を振り返った。

「宍戸…な、中が疼いて…足りな…」

「次で降りるか?」

「降りる…っ」

余裕がない跡部は素直に頷き、次の駅で宍戸に支えられながら電車を降りた。
二人はそのままトイレの個室に入った。
宍戸は跡部のズボンを下ろし、ぐちゃぐちゃに濡れたそれを握る。

「やぁああ…っも、そこいいからぁ…っ」

跡部は自分で腰を振りながらねだった。
宍戸は苦笑して、自身を取り出し、さっき電車の中で解した蕾に自身を突き入れた。

「ぁぁあああ…っ」

腰に力が入らず、跡部はドアに体重を預けた。
宍戸は跡部の腰を身体ごと支えながら跡部の中を掻き回した。

「あっ、あ…ぁあん!宍戸ぉ…っ、はぁあ…」

「いつもより熱いな…興奮してんのか?」

跡部の中は中途半端に煽られたせいかいつも以上に熱く締め付けてくる。

「あっあ…いいよぉ…宍戸の、ぁあぅ…」

ここが駅のトイレだということも忘れ、腰を振りながら喘ぎ続ける跡部。
そんな淫らな姿を目の当たりにして我慢出来るほど宍戸は大人ではない。
一気に中をえぐるように突き上げれば、跡部は高い声で啼く。

「ひぃあああっ!やぁああっ!」

跡部は断続的に精液を吐き出しながら背を反らす。
そんな跡部を宍戸はお構いなしに乱暴に突き上げた。

「ひっ、あ…だめぇえっ!イくぅ…っ、あ、ああぁあーーっ!!!!」

思い切り中を締め付けながら勢いよく吐精する。
宍戸の精液が中に注がれるのを感じながら、その場に崩れるようにしゃがみ込みそうになる。
宍戸はそれをギリギリのところで支えた。

「おい、大丈夫か?」

「腰がぁ…っ」

どうやら跡部は腰に力が入らないらしい。
宍戸は笑って跡部の手を取り、支えながら再び電車に乗った。
今度は何もせず、本当に跡部を他の乗客から守ろうとする宍戸。
そんな宍戸が跡部は愛しくてたまらなかった。

「宍戸…」

「ん?」

「ありがと」

それからというもの、二人は毎日電車で帰ることになった。
宍戸の作戦が、見事策を功したのである。


END
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