★×跡部景吾A★

□ミラー
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その痛みと共にくる快感に耐えながら、跡部は蜜をローターに塗り、奥まった蕾に宛う。
本来ならば性交には使わない箇所だが、跡部はそこでも快感を得るようになっていた。

「あ…ア、んぁ…はっ…」

ローターを指で届く範囲で一番奥まで入れると、蕾にはなんとも言えない異物感があるが、跡部はもうそんなこと気にならなくなっていた。

「っ、は…ぁ…んぁあっ!あっ…」

ローターのスイッチを入れて振動させると、小さなそれが内壁を掻き乱すような感覚を覚える。
洗濯挟みによって強調された突起は更に硬くなり、外気に触れるだけでも感じてしまうくらい敏感になっていく。

「ふあ…ア、んっ」

跡部は快感に震えながら、バイブを掴むと、それを自らの秘部に宛い、一気に貫いた。

「ぁああっんっ!ふ…ぁ…ぁう」

跡部のそこはもう柔らかくなっていて、太いバイブも難なく受け入れた。
バイブを伝って零れる蜜がシーツの上の染みを広げていく。

「ぁ…ン、ふぁっあ…あぁ…やぁ…っ」

バイブも振動させると、跡部はその刺激に耐えられずベッドに倒れ込んだ。
それでも視線は鏡の中の自分から離さない。

「ぁう…ふっ、んぁ…あぁん…気持ちい…っ」

鏡の中の自分の顔は恍惚としていて、瞳は潤み、頬は赤く染まり、口は半開きで涎を垂らしていた。
普段では自分でも見ることの出来ないその表情に、跡部は自分で興奮していた。

「あっ、や…くっ、ぃあ…ああッ!」

バイブの端を掴んで激しく抜き差しすると、それに合わせて腰が揺れ、更に豊満な胸も一緒に揺れる。
女性特有の柔らかい身体がしなやかに動く。

「はっ、ふ…ん、イくっ…もっ…ゃあっあ」

跡部は段々限界が近付いてきたのが判ると、バイブの振動を最大にして一気に奥まで貫いた。
大きくて太いバイブの先が身体の奥にまで刺激を与える。

「ひぃ…あっ、や…んぁぁああっ!!」

跡部は絶叫しながら潮を噴き、ベッドに倒れ込んだ。
肩で大きく息をしながらバイブとローターを抜き、洗濯挟みも外す。
白い肌はうっすらとピンク色に染まっていた。

「ふぁ…あ、……」

体液でべとべとになった玩具を丁寧に拭き、もう一度引き出しにしまうと疲労のせいで睡魔が襲ってくる。
跡部はそれと戦いながら身体も拭いてきちんと服を着て、鏡にも元通りカバーをかけると濡れたシーツを引き剥がしてベッドに身体を横たえた。

目を閉じれば心地よい眠気と先程までの快楽の余韻に浸り、そのまま眠りに就いた。

毎晩行われる、儀式めいたこの行為。
跡部は毎晩これを繰り返していく。
鏡の中の自分に恋をしているかのように。

□■END□■
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