★×向日岳人A★

□裏・合宿
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胸から快感を得るのは今日が初めてだが、それでもこの刺激はかなりの快感を呼び覚ました。

「こっちは俺がしてあげるね」

「ん、やぁあっ!だ、め…ジロ、ァっ!」

嫌々と首を横に振るが、押さえ付けられている上同時に与えられる快感に、抵抗は弱々しいものにしかならない。
嫌がっていても健康な中学生男子、身体は素直に反応している。

「気持ちええやろ?」

「ひっ…あ、あァ…!」

ビクビクと身体が震え、羞恥よりも快感が勝り始める。
部屋の中は異様な雰囲気に包まれていた。
自身からは先走りが零れて腹を濡らしている。

「ひ…ィ、ぁっ!?」

不意に、跡部が胸の突起に爪を立てると岳人が大きな声をあげる。
痛みが走るが、その直後には痺れるような快感が得られる。
そのことに気付いた跡部は爪を立てたり捏ね回したりと痛みを織り交ぜた刺激を送るようになる。

「ねぇ、こっちもしてあげなきゃね?」

「じゃあそこは俺がやるか」

押さえて見ているだけだった宍戸が蕾を解しにかかる。
岳人の自身から溢れる先走りを指で掬い取り、蕾に塗りたくると岳人の腰が小さく震えた。

「なっ…に…?」

「大人しくしてて」

「っあ!」

ジローが少し強めに自身を握ると岳人も抵抗出来なくなる。
先走りで濡れた蕾を宍戸が軽く解し、指を捩込むと痛みにビクリと身体を強張らせる。
それにも構わず指を根元まで挿れて掻き回しながら他のところに同時に刺激を与えると、初めてなのにも関わらず、蕾からも快感を得ているかのように岳人が声をあげる。

「気持ちよさそうやなぁ…素質、あるんやないか?」

「だな。ホントに初めてか?」

中を乱暴に掻き回すと、周りが静かなだけに余計にいやらしい水音がはっきりと聞こえてくる。
暫くすると、宍戸はずるりと指を引き抜いた。

「誰からいく?」

「あ、俺やってもええ?」

真っ先に立候補したのは忍足だった。
宍戸と場所を交代し、解れた蕾にいきり立った自身を押し込むと、痛みに岳人が絶叫する。

「や、あ、ぁぁああーっ!」

「大丈夫やって。切れてへんみたいやし」

痛がる岳人を宥めるように頭を撫でるが、岳人は身体を強張らせている。
しかし落ち着くのを待つことなく突き上げを始めると痛みではない感覚に声があがる。

「んあっ、あ、ひぁああっ!ゆ、し…ぃ…」

ビクビク震えながらも甘い声をあげる岳人に、他のメンバーもごくりと喉を鳴らす。

「…ね、俺も挿れたい」

見ているだけでは我慢出来なくなったジローが、既に忍足の自身を飲み込んでいる蕾の隙間に挿入しようとする。
無理だと嫌がる岳人を押さえ付け、無理矢理押し込んでしまうと蕾が裂けたのか僅かに血が滲む。

「ひ…ッ、う…ぁあ…」

「だ…大丈夫ですか?」

鳳はなんとか少しでも楽にならないかと辺りを見回し、先ほどまで胸を刺激していた電動歯ブラシを拾い上げて結合部に押し当てた。

「ひゃぁああッ」

「俺はこっちもらうぜ」

跡部は大きく開いた岳人の口に自身を捩込んだ。
宍戸は自身を岳人の胸の突起に擦り付ける。
鳳もそれを見て我慢出来ず岳人に自身を握らせた。

「ふぅ…うっ、ン、はぁ…ぅ…」

苦しそうな岳人を、皆が思い思いに攻める。
異様な雰囲気も手伝って、皆の快感は限界近くまで高まっていた。

「っふ、ぁ、ん、んーっ!」

真っ先に音を上げたのは岳人だった。
堪え切れず、白濁を吐き出し、それにつられるように他の面々も白濁を岳人の身体に浴びせた。

「っひ…はぁ…」

ぐったりした岳人から一度離れると、皆が場所を交代し合う。

「え…?」

「まだまだ終わりやないで?」

「どうせ明日も暇なんだ、朝までやろうぜ?」

その日、朝まで眠ることは許されなかったという。

□■END□■
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