置詩/宣伝

▼書込み 

04/01(Fri) 19:34
farewell
奏流


(君は)
(死んだ)


あれほど好きだった
空から堕ちて。


何気ない会話も
学校帰りにどこかに寄り道することも
君の好きだった空を一緒に見上げることも

もうないんだね


声を聞くこと
くだらないことで笑うこと
約束を現実にすること

全部が消えてなくなった


助けてあげられなかった


君が最期にいた場所に立って空を見上げた


目を閉じて、君に一番近いところでお別れ

抱えていた手向けの花を空から手放した
重量に逆らえないそれはただそこから堕ちていく


空の青
舞う花びら
鬱陶しいほどの雑音


君と君がいた世界
確かに存在していたもの


静かに堕ちていく手向けの花が地上で雑音を奏でた


「お別れだね」


(ばいばい)
(さようなら)
944SH

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