置詩/宣伝

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11/09(Mon) 21:24
ほどける言葉
黒雨



滲んでいく景色を見て
私は悲しさの涙を覚えた

灯火が消えていくのに
私は何もできない


距離を縮めたくて
あなたに声をかける

あなたは私を見てくれる
私の心に光が宿る

でもあなたは偽りの目をして
私との距離を切ろうとする


私の純粋な心は砕けるばかり
なのに痛みは隠さないといけない

大切の言葉の存在が崩れて
現実が私に突き刺さる



笑顔が泣いて、心が揺らぐ
好きな気持ちが裏返りそう

あなたが傍にいない

分かり合えたと思ったのに
私の孤独な影だけが残る

あなたに気付かれるように俯く…



声を交わすだけで幸せだった
見つめるだけで幸せだった

今は別れることに怯えている
絶望が私に近づいてくる

溜め息が心に積もる
不安だけが響き渡る

大切な想いをあなたに捧げても
あなたは気付かないフリ…



優しさが狂い、愛しさが痛がる
でも届かないとは信じたくない

私の心がもういない

雨が止まない、病みきれない
ただ一人で落ちていく

あなたに心配されるように
自分に傷を付けていく…



もっと私が苦しめば
もっと私が痛がれば

この孤独さは無くなるのかな…

もっと俯けば
もっと傷付けば

二人の距離は埋まるのかな…




糸がほどける、言葉が消える
残酷な思いだけが絡まる

希望はもういない
泣きたいのに涙が流れない

溜め息が居場所を失う
孤独の行き先が無くなる

もう心は戻らない
もう消えるしかない

もうあなたはここにいない…
P906i

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