BOYS LOVE

□不意打ち
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「シゲルー!オレと自転車2人乗りしようぜ!」




バンッ!と音を立ててボクの部屋のドアが開かれた


ノックなしでドアを開けるヤツなんてアイツしかいない







あ、ほらサートシくんだよサートシくん



ちなみにボクの可愛い恋人v








「…騒々しいなキミは。しかも突然何だよ。……サトシが漕ぐなら乗ってあげないこともな



「よっしゃ!んじゃ、行くぜシゲル!」



「ちょ、サトシ?!」




ボクが最後まで話すことなく無理矢理サトシに腕を引っ張られ外へと連れ出された















「さ、シゲル!」



サトシは自転車に跨ると後ろに付いている荷台をトントンと叩く


乗れ、ってことみたい









「仕方ないな」



…なんて言葉では言っても、内心すごく嬉しいボク


サトシもボクと2人っきりになりたかったのかな







ボクが乗ると、サトシも座り行くぜ!と合図をすると漕ぎ始めた
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