□傷
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僕のありふれた日常に


消えるコトのない傷は


目にヒドく映る


初めて逢った彼は


目敏く傷を見つけ


逃げるコトを拒まれた


その日から変わった日常


隠れるコトもなく


ありふれた日常に


消えるコトのない傷は


少し癒えた気がした




消えはしないケド


そこからくる痛みは


無い


癒えた傷は


僕の証となる








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