REBORN!

□君と、桜前線
1ページ/1ページ

桜並木が立ち並ぶ町風景。
久しぶりにジャッポーネに訪れた。
3年半くらいかな、代わり映えのない自分の故郷に苦笑い気味だが嬉しくもなった。
ここはもう春になってたんだな。
見ると桜の花が微かに蕾を付けてもう少しで咲きそうだ。
満開になったときに来たかったな。と思いながらもしっかりと花の香りに舌鼓。
「いい香ですね。」
隣には俺と並んで歩く恋人。
あぁ、君とこんなにのんびりと過ごせるなんて夢のようだ。毎日が地獄のような俺らにとってはこんなの住む世界が違う。流石平和の国、ジャッポーネだ。
「そうだね、君と花見を出来るなんて夢のようだ。」
桜は風物詩の一つである此処はやはりイタリアとは一味違う。古風溢れる日本桜に魅せられた。
なんて魅力的なのだろう。
異国に行って始めてこの素晴らしさに気が付いた。
誰もを魅了する桜。まるで、舞姫の様に優雅に舞い散る一枚一枚の花びら。
来年も君と此処でまた桜並木を歩きたい。ねぇ、それまで俺の側にいてくれるかい?
その桜に酔ったのだろうか俺の熱と君の熱が重なった。


君と、桜前線

(来年も再来年も、)
(君の側にいることを誓おう)

相互リンク感謝!!持ち帰り厳禁

鈴羅様&空李様捧げ物
.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ