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06/18(Mon) 23:00
八王子城
館長

 天正十八年(1590)八王子城は豊臣秀吉の命を受けた前田利家と上杉景勝の軍に攻められ一日で落城した。たった一日の戦いであったが、城中の兵の殆どが女子供を多く含む領民であり、その多くが御主殿裏の「御主殿の滝」で自殺し、三日三晩滝の水が赤く染まったと伝えられています。また城代の横地監物吉信は小河内村で自害して果てました。この地域の人は落城日に真っ赤な赤飯を炊き供養をする風習が今でも続きます。

 近年の発掘により御主殿や虎口の様子が明らかにされ、出土した貿易陶磁から当時の文化の高さがよく伺い知れます。しかしながら度々発掘で地表に表れる人骨や刀剣の破片、銃弾などからは、当時この城で凄惨を極めた“悲しい歴史”があったことを物語っているような気がします。

 そんな八王子城は、天正十二年(1584)に北条家三代目氏康の次男氏照によって築城されました。城は標高466mの城山に東西約2km、南北1kmにも及ぶ大規模な城で北条氏最大の支城でした。現在も段々と重なる曲輪群やそれらに伴い石垣が残っています。関東に珍しい石垣造りであり大手道も広く構造的に安土城に似せて造られたとする説があります。
SH903i

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