(plain)

□悪ふざけ
1ページ/1ページ

「どうも、桂です」


「……坂田です」


「高杉です」


「今日は、桂小太郎生誕祝い、はっぴーばーすでー桂さん!生まれてきてくれてありがとう!フリートーク企画をやるということで、皆さんに集まっていただきました」


「いやあ、正直ヅラの誕生日なんかどうでもいいんだけど、最近仕事無くてな、家計が火の車なわけ。だから一応参加したっていう次第です。断じてヅラの誕生日を祝いに来たわけじゃねえから、そこんとこヨロシク」


「俺は、このサイトで極端に出番が少ねえから、出れるときに出とこうと思って出てるだけだから」


「ああ、そういやあ高杉出番ほとんど無ェよな。去年の生誕祝い小説に出たっきりじゃね?」


「………一万打記念に一本出たぞ」


「ああ、あれそのうち消すかもって管理人が言ってた」


「何、それは本当か銀時!俺もあれ出てるのに!最後いい感じに置き手紙残して、なんとなくほっこり感を醸し出したのに!」


「残念だったな」


「おいコラにやにやしてんじゃねーよ!お前だって最近出番無ェだろーが!最近アップされた五本にお前出てねーの俺知ってんだからな」


「う、うるせーよ!最近は、アレだよ、生誕祝いとか捧げ小説とかばっかだったから…」


「読者にお前望まれてねーってことじゃねーか。お前が出てくるの望んでんだったらリクエストするだろ」


「ち、ちげーよ…ちげー…」


「こら高杉、言いすぎだ。銀時涙目になっているではないか。謝りなさい」


「俺に指図すんじゃねー」


「そんな目をするな。そんな悪そうな顔をするから出番が無いんだぞ、高杉」


「文章だから見えねーだろ、顔なんか」


「高杉、読者様の想像力をなめるなよ」


「つーかおいこらお前等、俺達が今日集まったわけ忘れてるだろ」


「お、復活したか銀時。高杉、よくつないだな、俺達」


「おう」


「え、あれつなぎだったの?俺が復活するまでお前等で時間かせいでくれてたのかよ…」


「おいおい銀時、また涙目になっておるぞ」


「そんな嬉し涙流すくらい嬉しかったのか?照れるじゃねえか」


「ちっげーよ!時間かせぎならもうちょいおもしれえ話しろや!情けなすぎて涙出てきたわ!情けな涙だこれは!」


「面白い話?そうか、さっきの話は面白くなかったか」


「まったく。これっぽっちも。ミジンコほども」


「なんでやねん!」


「いや、何いきなり!なんか怖いっつーかイタイわ。つーか何その顔、なんでどや顔?『なんでやねん』でよくどや顔できますね」


「敬語!?え、そんなに今の俺イタイ!?距離置きたくなるほどイタイ!?なんでやねん!」


「いやもううるせーよ!黙っとけや腐れヅラ!1ミリたりとも面白くねえんだよ!『なんでやねん』でウケると思ってんの!?そんなん言ったら大阪は常に笑いの渦だから!アットホームの極みだから!」


「そうか。その手があったか。『なんでやねん』で日本を笑いの渦に巻き込んで、アットホームな日本を…」


「だからウケねーって言ってんだろーが!マジ黙ってくんない!?頼むから黙ってくんない!?つーか2度とうちの敷居を跨がないでくれ300円あげるから!」


「黙らん」


「…なんでいきなりそんなテンション下がるんだよ、ちょっと今戸惑っただろーが」


「おい銀時、これ見ろ」


「あ?」


「ジャンプの銀時の顔に落書きをしてみました」


「なんか静かだと思ったら何してんだテメーは!つーか全部の俺に落書きしてんじゃねーか!こんなちっちぇえやつにも落書きするとか、高杉お前って意外に器用なのな!ってか何?恨みでもあるの?相当どす黒い感情が無いとここまでできないよ、普通!」


「頑張ってみました」


「んなことに労力使ってんじゃねーよダメテロリスト!」


「おい銀時、おはぎが食べたいぞ」


「ちょ、マジお前等黙れや!ツッコミ追いつかん!」


「ふんっ、普段は地味だダメガネだとけなしているくせに、やっぱりお前は新八君がいないとだめだな。ツッコミの腕は新八君の足元にも及ばぬ。というか今のはボケじゃないぞ。おはぎ食べたいのは本当だ」


「あ、そーなの?ボケじゃないの?だとしたら尚更うざいんですけど。俺さっき家計が火の車って言ったんですけど。明日の飯さえ危うい状況なんですけど」


「ちっ、貧乏侍が」


「おやつがんまい棒の奴に言われたくねーよ」


「んまい棒は美味いぞ。あ、んまいぞ」


「うん、美味いね。美味いけどね」


「…やっぱり新八君がいないとだめだな」


「いや、今のは意図的にスルーしただけだから」


「スルーするな…スルーするな…スルーするーな…くすっ」


「うっぜぇぇぇぇぇぇ!!こいつうっぜぇぇぇぇ!!」


「おい銀時、そろそろ時間だ」


「えっ、マジでか。こんなんで終われねーぞ。おいヅラ、今日の主役、いい感じにしめてくれや」


「む、面倒事を俺に押し付けようという魂胆だな」


「ちげーよ。場をしめるのは主役の役目だろーが」


「そうだぞヅラ。主役、頑張れ主役」


「むう…仕方あるまい」


「びしっとしめてくれや」


「いっちょかましてやれ」


「…………皆さん、ここまで長々と我々の拙いトークを読んでくださってありがとうございました。感想のお手紙、わたくし桂へのラブコールはこちらの宛先までどしどし送ってください。その他二人へのラブコールも一応受け付けております。では、また来年、6月26日にお会いしましょう!」


「いや、もうこの企画やらんと思うぞ」


「なんでやねん!」


「だからそれやめろっつってんだろーが!」













-------------------------------
カオス!

もう知りません、主役の桂さん、全ての責任を負ってください。

もう二度とやりませんよ桂さん、こんな企画。

後悔してます、もうマジでやりません。

楽しかったけども!

来年はほんっと真面目にやります、ちゃんとした小説書きますので!


とりあえず桂さん、誕生日おめでとう!



桂さん、その他二人(笑)へのお便りはこちらまで!



(2009.6.27 緋名子)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ