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□綱吉くんと骸さま
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今日はいつも以上にダメな1日だった。体育では派手にすっころんで左腕を怪我するし、授業では数学も英語も当てられて(しかも答えられなかったし)、放課後は担任に捕まって仕事手伝わされて…………まぁいつもこんな感じっちゃあこんな感じだけどさ…
そんなわけで山本と獄寺くんには先に帰ってもらったから、俺はひとりで帰ろうとしてたはずだったんだけど………………




「こんな所で何してるの、骸」



「クフ、こんにちは綱吉くん」



骸は学校の門に寄りかかって俺の方を見ていた



「…誰か待ってるの?」



「クフフ、綱吉くんを待ってたに決まってるじゃないですか」


「えぇー…公衆の面前でストーカー宣言?すいませーんお巡りさーん!!」



「ちょ…っ!あわわやめてくださいよ!つーかマフィアが警察に頼ってどうするか」



「…………俺まだマフィアじゃないもん。一般人だもん」



「拗ねるな、子どもですか

…………まぁいいです、用事を済ませたいんです」



「あぁ、何か用事あるの?」



「今日1日僕に付き合ってもらえません?」



「今日………?随分急だな」



「すいません、今日じゃなきゃダメなんです。……明日じゃダメなんです」




「……別に俺は大丈夫だけど」



「そうですか、良かったです」



骸は穏やかに笑みを浮かべて回れ右をした



「じゃあ行きましょうか」



「うん………………ん?!」



骸は慌てる俺をよそにスタスタ歩き始めた



「おい骸!どこに…」



「そうですねぇ、まずは…商店街にでも行きましょうか」
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