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□ザンザス様のお土産
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―――ボンゴレ邸―――
「………ふん、相変わらず此処はむさ苦しい場所だな…」
「あっやべ、タバスコかけ忘れちゃった。隼人〜タバスコタバスコ!今すぐタバスコ!」
「………あの〜………」
「十代目、どうぞ」
「ありがとー。やっぱタバスコがなくっちゃね〜」
「………えと…………」
「ん〜旨いっ!」
「ねぇぇぇえええってば!!」
「…………何、ザンザス」
「オイ何でシカトすんだ?何で客が来てんのに一人ですげー旨そうなピッツァ喰ってんの?
俺にもひと口ちょうだい」
「やだよ。
こっちは業務に追われて昼飯すら喰ってなかったんだよ。
大体何でザンザス来たの?ヴァリアーには仕事がないの??」
「はっ……そこまで詰めて仕事を入れたらやってけねぇんだよ。――――暗殺はな」
「確かにひっきりなしに暗殺しまくるとかヤだけどね。
とにかく暇つぶしに屋敷に来るのやめてよね」
「そんなの俺の勝手だろう。テメーが忙しかろーがなんだろーが知ったこっちゃねーよカス」
「…隼人、このひとを玄関の外まで連れて行ってもらえる?」
「了解しましt「待ってよ!?せっかく来たのにもう帰れってかぁ!!」……ザンザス、これは十代目の命令だ。大人しく従え」
「よろしくね隼人ー、あーピッツァうめー。はむはむ」
「綱吉ィィィィィ!!
お、俺が悪かった!上目線で言っちゃって申し訳ありませんでした!以後失言のないよう気を付けますので…!」
「分かればいいんだよカス。
………隼人、ありがとう。もういいよ。」
「はい」
「(何て従順な部下だ……!)」
「さて………、後は俺だけで大丈夫だよ隼人。この残りの書類まとめれば何とか間に合うから…。オフなのに手伝わせて悪かったね」
「いえ、お役に立てて良かったです。では失礼しますね」
「うん。お疲れさまー」
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