綱吉パパと一緒!!
□綱パパと恭弥くん
1ページ/3ページ
綱「〜♪〜〜♪♪」
『おやおやおや、綱吉パパご機嫌ですね。鼻歌なんか歌っちゃって』
綱「まぁねー。だってこんなにいい天気なんだもん。気分もいいさー」
『確かに………』
恭「………おはよう」
綱「おはよう恭弥、早く起きたんだね。今日土曜日だからもう少しゆっくり寝てても大丈夫だよ?」
恭「………」
『おや?恭弥くんの様子が変ですね。思いつめた顔してますよ』
綱「どうかした?恭弥。
何かあったなら言ってごらん?」
恭「ねぇ…ママは?」
綱「はい?」
恭「ママは?ぼくたちのママはだれなの?どこにいるの??」
綱「……………………………」
『……………………………』
綱「……………………………」
『あちゃー』
綱「"あちゃー"じゃねーよ。
そうだよ…俺がパパだったら…ママは誰だよ?」
『恭弥くんもそういうことを疑問に感じる年齢になったんですね……
感無量です!』
綱「待てよ、俺何て言えばいいんだ?」
恭「ねえ、ママは?」
綱「そんな汚れのない目で見ないで!」
『恭弥くんは綱吉パパの服の端をぐいぐい引っ張ってます』
綱「そもそもどうしてそんな事疑問に思ったの?恭弥」
恭「ようちえんでね、せんせが"ははのひ"にママのえをかきましょうっていったの。けどぼくはかけないの」
綱「あ、えと…」
『そもそも綱吉パパは誰がママだか覚えてないの?』
綱「だっていつの間にか父親だったんだもん!」
『オイオイ、無意識のうちに種まいてたってことかよ。しかも5人できちまうくらい?
とんだあんちくしょーだな』
綱「ひどい言われよう!!
まてよ…思い出せ俺………」
『一体ママは誰なんでしょうねー。恭弥くん朝っぱらからすごい頭痛の種を持ってきちゃいましたよ。正直重い』