色々な世界
□らう゛Ⅱ
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臨也「邪魔だなんてヒドイなぁ。」
山田「私はお勉強してるんですから！」
臨也「だから勉強の邪魔はしてないでしょ？」
山田「邪魔です！邪魔してます!!」
臨也「横から見てるだけじゃない。」
山田「それが嫌なんです！あっちに行っててください。」
臨也「傷つくなぁ、そんなに邪魔者扱いするなんて。ねぇ波江さん。」
波江「山田の気持ちわかるけど。」
臨也「え、なんで？」
波江「だって、問題解くたびに隣で溜息つかれたら気が散って仕方がないわ。」
山田「そうなんです！さすが波江さん！わかってくれてますねw」
臨也「だってしょうがないじゃないか。」
波江「退屈なのはわかるけど。」
山田「終わったら構ってあげますから。」
臨也「山田にそう言われるのはなんだか癪にさわるな。」
山田「だからおとなしくしていてください。」
臨也「溜息ついてたのはそれが理由じゃないよ。」
山田「え、じゃあなんです？」
臨也「だって解く問題全部見事に間違えていくんだもん。」
山田「Σえぇぇ!?」
波江「あらほんと。見事全問不正解。」
山田「そ、そんなバカな…！」
臨也「バカなのは山田の頭だよ。」
波江「よくこれだけ綺麗に間違えれたわね。」
臨也「ホント、残念な頭だね。泣けてくるよ。」
山田「どこがどう違うんですか！」
臨也「ここがこう違う。」
山田「おぉ！鮮やかなペンさばき！」
波江「そこに関心してないで答えを見なさい。」
山田「へぇ～こうなるんですか。臨也さん頭いい!!」
臨也「まぁ山田より頭良くないと情報屋なんてできないよね～。」
山田「じゃあじゃあ！この問題はどうなるんですか!?」
臨也「さぁね～。」
山田「えぇ!?教えてくださいよぉぉ。」
臨也「タダじゃぁ教えられないね。」
山田「おいくらですか??」
臨也「そうだなぁ。…山田の全て、とか？」
山田「すいません。まだ遊びたいので全財産はご勘弁を。」
臨也「いや全てってそういう意味じゃないよ。」
波江「というか貴方そんなこと言うキャラだったかしら？」
山田「もう！早く教えてくださいよぉ！」
臨也「だから、有料だって。」
山田「うぅ…波江さぁん！」
波江「ドラ○もんみたいに呼ばないで。そして私は今仕事中。」
山田「臨也さん、お願いしますよ！」
臨也「じゃあいくら払うんだい？」
山田「今月ピンチなんです…!!」
臨也「そんな都合、俺には関係ないからね。」
山田「なんでもしますからぁぁ！」
臨也「…なんでも？」
山田「だからここからここまでの問題をぉぉぉ！」
臨也「それ全部だけど…でもまぁいいか。なんでも、してくれるんだよね？」
波江「今の顔、子供には見せられないわね。」