Long Way

□夏だ!海だ!トレーニングだ!(第一章)
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それはやはり、優姫の思い付きで始まった。



星夜ーーーーー!!!

「!?」



とある日のこと
帰宅した星夜をテンションの高い優姫が待ち構えていた。



「優姫は海に行きたい!海に!」

「えぇー」

「うーみ!うーみ!」

「いや、そうはいったって…」



いつどこにどうやって行くんだよ、とか聞きたかったが優姫はそんな具体的なことまで考えていないだろう。


とりあえず手段だけ聞いてみることにする。



「どうやっていくの?」

「連れてってもらおう!」

「跡部に?」

「そう!あと青学も立海も誘おう!」

「えぇー…来るかな」

「はっ」

「何」



急にひらめいた!みたいな顔をして固まる優姫。
なんだなんだと星夜は何が来てもいいように身構えた。



「たしか六角って海辺で練習してたような?」

「お前まさか…」

「そうと決まれば景ちゃーーーん!!」

「えっ、ちょっ、行動に移すのが速すぎ!!」




波乱の幕開けだった。



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