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 セントリア王国

 大陸のほぼ中央に位置し、多くの移民で成り立つ国家。すべての国との国境が接し、住みやすい気候ということもあり、多くの人がこの国に移住し、暮らしている。
 セントリアの東には怨霊が多く出る危険地帯とされる山が存在し、誰もそこには近づくことはなく、無法地帯が広がっている。
 その山の山頂には、奇術を用いる人々がひっそりと暮らしていた。




 ノーストリア王国

 セントリアの北に位置する王国。大陸一の研究技術を持ち、多くの魔法機械を開発している。セントリアとノーストリアは友好関係にあり、セントリアの豊富な資源の一部はノーストリアの研究の為に提供されている。
 多くの研究員が期待をしているのは、ノーストリアの国王がサウザニアの王子と親密な関係にあること。ノーストリアの研究員達は、セントリアの資源よりも、サウザニアの魔法に関する知識の方が求められていた。





 イースタニア王国

 ノーストリア王国西に位置する医療大国。
 イースタニアの独自に開発された医学的知識・技術は世界一を誇るほどだった。この国の医師で直すことのできない病気は、もはや誰にも手を付けられないと言われている。
 イースタニアの第一王女とサウザニアの第一王子が生まれながらの婚約を結んでいたのだが、王女の気まぐれで婚約が破棄されたと信じる国は、国家間の友好に亀裂が入ったのではないかと心配している。
 その上、婚約破棄による後継ぎ問題が浮上し、イースタニア王は頭を抱える日々が続いていた。





 ウェスタニア王国

 イースタニア王国南に位置する国。
 交易が盛んで、大陸でもっとも商人が行き来する国。緑はなく荒野が続く大地ではあるが、多くの鉱山が存在し、貴重な鉱石もまれに採取されるほど、貴重な資源が存在している。
 火山の麓にあるベッケル高原は火山ガスの影響により長い滞在はできず、高原内にもわずかに存在する坑道は、全くの手つかずの状態であるという。





 サウザニア王国

 セントリア、ウェスタニア王国の南に位置する大国。
 この国で生まれる者は皆が魔法の素質を持って生まれてくる。ゆえに、国は魔法大国と呼ばれ、子供から老人まで、みんなが回復・補助・攻撃といった何らかの魔法を使える。
 その中でも、サウザニアの第一王女は国中の誰よりも高い魔力を持って生まれ、ある使命を背負って生きていた。それ故に、第一王女は滅多に外に出ることはなく、世間体にもその存在は知られることはなかった。
 昨今の異常気象により、サウザニアの王女の存在が世間体に露見するのだが、不幸にも使命を全うすることなく、その生涯を終えてしまう。
 彼女の果たせなかった使命は第二王子に引き継がれる形になり、その王子もまた、世間体にはあまり知られることはなかった。





 キシロニア王国

 大陸を遠く離れ、世界で最も大きく、最も古い大国。
 昔から世界一の軍事力を持ち、この国を怒らせると国が成り立たなくなるとまで言われている。その噂の根源が、四大兵団の存在だった。
 かつて世界を救ったとされるホーリーストーンに導かれし勇者達が所属していたとされる部隊は、入るだけでも相当厳しい試練を受けなければならないといわれ、入ることができたなら、世界でも崇高な称号を獲得したことになる。
 中でも水竜騎士団に入りたいという志願者が多いという。
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