Legend2

□Profile
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†World data†



 ファントムを倒して一年。大陸全土で連邦国家が成立した。大陸の中央部、セントリアで行われる平和議会。各国の要人たちは月に一度、平和議会に参列する。

 セントリア王国
 大陸の中央に位置し、大陸内で最も安定した移民の国。王宮には若き国王、ギグルスが住み、将軍、ラッセルを始め、大陸の勇者を出した王国である。
 王国東部の山間には小さな里があり、そこに毎月、各国の代表者が集まり、話し合いの場が設けられる。ラッセル将軍はこの大陸の救世主であり、話し合いのまとめ役として抜擢されていた。

 ノーストリア王国
 セントリアの北に位置し、様々な研究がなされている。一時期、人の死肉を使った生物兵器の開発がなされ、打ち消しになったはずの研究は、今亡き元研究員・ジュリ=マーガレットの手によって完成された。悪用に使われたこの研究は完全なる処分をしたはずだったが…。
 ミッシェル、ルミナの姉妹をはじめ、多くの優秀な研究員を育て、世界的に役立つ研究を今も続けている。

 イースタニア王国
 セントリアの北東に位置する、医学、薬学などと言った医療分野に長けた王国。昔から怨霊の被害が大陸で最も集中し、最も残酷な死を遂げる者が多くいる。
 国家の汚点、暗殺組織の壊滅後、その被害は減るが、未だに怨霊の餌食となるものは老若男女を問わず、死者の5割を超えていた。

 ウェスタニア王国
 セントリアの東に位置し、商業などの商売知識は最も優れていた。ファントムの軍勢により一度滅ぼされ、その戦いは敗北国として扱われた。
 国内には様々な古代遺跡等があり、まれに奇数の鉱石が発見される事もある。敗北しているが故、解き放たれた魔物に対する対抗力もなく、魔物による多くの犠牲者が出ていた。

 サウザニア王国
 セントリアの南に位置する砂漠の国。周囲が砂漠故に農業・酪農には適さず、魔法技術が最も栄えていた。サウザニアは長きに渡り国王が不在状態で、大陸でも最も荒れていた。
 元宰相・ルドルフから王位を奪還したリヒャルド=オーシャンは、荒れた国内を正常化させようと試みたが、ファントムの罠によりやむを得無く、城を明け渡してしまう。一時は死をささやかれたリヒャルドだったが、かろうじてその命をとりとめ、ファントムの死後、荒れた王国の回復に努める。

 セントリアの西。海を越えた向こうに、小さな孤島がある。セントリアの国旗を持つ島だが、長きにわたり、その存在を忘れられた地域でもあった。国家間での移動は主に汽車であるため、船がなく、島と大陸を行き来する人はほとんどいなかった。島と大陸をつなぐのは、半月にたった一度だけ走る、セントリア王都、セントラルとをつなぐ一本の汽車だけだった。
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