海 月

どんなに晴れた朝もお前との
未来への道は澄み渡る事ない。
どんなに愛の言葉を与えても
薔薇の棘はその身を隠さない。

漂う様に重苦しい
お前の白い肌をさまよい
おざなりの行為の後
煙草の煙で肺を汚す。


こんなに辛いのならもう
お前の接吻はいらない
こんなに痛いのならもう
お前を感じる心
捨て去りたい




どんなに頼りない愛の形も
信じれた始まりの時は戻らない。

固く閉じた唇に
柔らかい温もりも今はない
渇いた瞳の奥で
卑屈な愛を育んでる


こんなに重いのならもう
お前の微笑みはいらない
こんなに寒いのならもう
お前を愛する心
捨て去りたい



こんなに愛しくて
こんなに憎らしい

こんなに寂しくて
こんなに煩わしい

こんなに切なくて
こんなに苦しくて

そしてこんなに
こんなに愛してた

それでも凍てつく孤独に
震えてしまう俺は
まるで矛盾の波間に揺れてる
海月のよう


Lyric by cocoROCK 


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